KIS-MailMon 訓練の流れとポイント
準備・テスト
事前相談
標的型攻撃メール訓練に関わる課題などどのようなことで相談できます。
操作説明だけでなく、課題に基づく訓練実施方法やメーラーに合わせたメール本文や添付ファイルの作成方法をアドバイスします。
アドバイス
訓練対象者のアクションステータス記録時や訓練メールの迷惑メール判定時のアドバイスを行います。
ネットワーク環境をヒアリング後に、ネットワーク環境に適した解決方法を案内します。
テスト配信
1回の訓練で10名以下への訓練実施の場合は、各プランの制限にカウントされません。気にせずテスト配信ができます。テスト配信時や訓練結果内容についてアドバイスを行います。KIS MailMonのトライアル版を用意していいますので、お試しくください。
トライアル版はこちら
配信リスト作成
配信リストの登録
訓練対象者の配信リストの登録は、一括登録用のテンプレートを用意しています。簡単に登録することができます。配信リストの登録後に、個別の修正や一括登録用のテンプレートを活用して追加や修正が可能です。
自社の配信リストやグループのみの配信リストなど複数の配信リストを登録することができます。
訓練実施時は、同じ訓練内容の場合は、複数の配信リストを選択して実施することができます。
一括登録用テンプレートのサンプルはこちら

配信リストの項目
配信リストは、8つの項目を設定することができます。設定した内容は、引数を用いてメール本文へ表示することができます。
あらかじめ入力した内容は、訓練結果レポートやcsvデータに反映します。csvデータを活用してクロス集計が簡単に行えます。
設定できる項目:「姓」・「名」・「メールアドレス」・「部署」・「役職」
「項目(自由記入欄)」・「項目2(自由記入欄)」・「項目3(自由記入欄)」

項目の使い方
「項目(自由記入欄)」「項目2(自由記入欄)」「項目3(自由記入欄)」は、様々な用途で自由に設定することができます。役職や部署だけでなく、雇用形態や勤続年数、グループ企業名別にクロス集計する際に活用できます。

訓練内容作成
訓練タイプの選択
代表的なEmotetを模した添付ファイル型はもちろん、URLリンク型(フィッシング型)も用意しています。添付ファイルとURLリンクの両方を同時に訓練を行える複合型も選択可能です。

テンプレート(訓練シナリオ)
協会や団体の注意喚起や流行りのメールを基に約200種類の日本語と英語のテンプレート(訓練シナリオ)からインポートして利用できます。
メール本文だけでなく添付ファイルや送信元やリンク先画も併せてインポートします。インポートした添付ファイルは、メーラーのプレビュー画面で内容を表示しないように加工をしています。訓練シナリオは、訓練の内容別や訓練タイプ別、レベル別の組み合わせにより簡単に検索することができます。

カスタマイズ
テンプレート(訓練シナリオ)は、そのままでも利用できますが、テンプレート(訓練シナリオ)のインポート後に簡単にカスタマイズすることができます。ユーザーオリジナルの訓練内容にて訓練メールを実施する場合も新規に作成することができます。

カスタマイズ例(メール本文・添付ファイル・リンク先画面)
メール本文は、HTMLメールとTEXTメールの内容を別々に変更ができます。部署や姓名などを引数を活用して差込みを行った訓練内容のメールも作成することが可能です。添付ファイルはdocx、xlsx、pdfのファイルが利用できます。docx、xlsx、pdfは、zip形式やパスワード付zipに変換して訓練を実施できます。リンク先画面は、直接編集とソースによる編集が可能です。

カスタマイズ例(送信元設定)
テンプレート(訓練シナリオ)をインポートした時は、訓練内容に合わせた送信元を設定しています。テンプレート(訓練シナリオ)のインポート後に送信元名やメールアカウント(@の前)を自由に変更できます。訓練用ドメイン(@の後ろ)も複数用意していますので選択して使用することができます。またユーザードメインに変更して訓練を行うことも可能です。
【送信元変更箇所】
メールアドレス:総務部 <info@soumu-grp.com>
送信元名 :総務部 ← 変更可能
メールユーザー名(@の前):info ← 変更可能
ドメイン(@の後) :soumu-grp.com← ドメインから選択
【利用できるドメイン】
詳しくはお問合せください。

訓練内容の作成支援及び代行作成
訓練内容のカスタマイズ方法(引数を活用したメール本文の作成や、リンク先画面の変更、添付ファイルの変更など)は作成方法についてサポートします。添付ファイルについては、アクションステータスが取得できるように加工しますので変更する場合は、当社まで相談ください。
ユーザーオリジナルの訓練内容に全て変更して訓練メールを実施する際は、ユーザーオリジナルの訓練内容を代行作成します。ユーザーのアカウントのみ閲覧できるテンプレート(訓練シナリオ)に登録します。
訓練実施
日時設定-配信方法
訓練シナリオからインポートすると「準備中に訓練」に登録します。一括登録した配信リストの選択とスケジュールを設定するだけでテスト配信や訓練を簡単に実施できます。訓練の日付を入力し予約する事ができます。訓練メールを配信する時間帯や曜日も設定できます。配信リストの登録した順番だけでなくランダムに配信することができます。

サーバー負荷を軽減 分散配信
一斉配信の場合は、迷惑メール判定されたり、受信するサーバーに負荷がかかるためKIS MailMonでは、分散して訓練メールを配信します。分散配信は、送信レート別および期間を設定した均等配分配信の2つの設定ができます。送信レートは、最大約50,100,200通/時間の3つから選択できます。

訓練用ドメイン
訓練シナリオに合わせたドメインを用意しています。迷惑メール判定されにくいようにSPF・DKIM・DMARCの設定しています。
(日々、迷惑メール判定も変わっていますので、テストで確認ください。)
【利用できるドメイン】
詳しくはお問合せください。
プレビュー確認
訓練の設定時に、メール本文やリンク先画面のプレビューを表示し、内容を確認することができます。
訓練の実施前に内容を確認することで、間違いを軽減することができます。また訓練内容を指定したメールアドレス宛に疎通確認メールを送ることもできます。

実施状況の確認
訓練対象者の全てのアクションイベントを記録します。訓練状況は、リアルタイムで確認することができます。ダッシュボードや訓練結果レポート、訓練結果データにも反映します。

第三者への訓練状況のリアルタイム共有
訓練実施中や訓練実施後の訓練結果のみを第三者へ共有できます。アカウント情報を教える必要はなく、訓練状況の閲覧や訓練結果データのダウンロードができます。訓練結果共有リンク機能は、アクセス可能時間やパスワードを設定した共有リンクも作成可能です。アクションステータス除外表示機能より除外表示設定を反映した内容で、第三者に共有することができます。

取得できるアクションイベント
【取得可能なアクションイベント】
・メール開封 :メール開封時のアクションイベントを記録
・リンククリック:メール本文のリンクをクリック時のアクションイベントを記録します。
・ファイル開封 :
<docx・xlsx>開封後に保護ビューを解除した時にアクションイベントを記録します。
<PDF> 添付ファイル開封時、添付ファイル開封後クリックした時にアクションイベントを記録します。
・データ送信 :リンク先画面でデータを送信時にアクションイベントを記録します。
※メール開封のアクションイベントは送信元をセーフリスト登録が必要な場合があります。
※データ送信の際に、入力したデータは保存しません。
訓練結果
ダッシュボード
訓練状況をリアルタイムで訓練対象者の全てのアクションステータスを把握できます。ダッシュボードでは訓練一覧を表示し、訓練毎に状況を把握できます。訓練結果画面では全体のサマリーだけでなく、訓練対象者のアクションステータスも把握できます。訓練状況の確認や訓練の設定はすべてダッシュボードから実施できます。

複数の訓練実施者がログイン可能 サブアカウント機能
複数の訓練実施者が同じ画面にログインできるように複数のアカウント登録が可能となりました。複数の訓練実施者が分担して訓練メールの作成や、作成した訓練メールの内容を確認するために閲覧のみのアカウントを発行することができます。複数で確認することにより効率的に作業が行えます。

訓練結果データ
訓練実施中や訓練実施後の訓練結果のみを第三者へ共有できます。アカウント情報を教える必要はなく、訓練状況の閲覧や訓練結果データのダウンロードができます。訓練結果共有リンク機能は、アクセス可能時間やパスワードを設定した共有リンクも作成可能です。アクションステータス除外表示機能より除外表示設定を反映した内容で、第三者に共有することができます。

複数訓練アクションステータス集計
複数回訓練実施時に、メールアドレス毎に訓練対象者別累計アクションステータスを集計できます。

事後相談
訓練実施後の分析や次回の訓練に関して相談ができます。メールチェックシステムを導入されている場合にシステムによるアクションイベントが記録されます。システムによる開封した記録の除外方法についてアドバイスします。訓練結果に対するアドバイスや次回の訓練内容の課題など改善に向けて支援します。お客様からの改善依頼や要望は機能へ反映していきます。
システムによるアクションステータスの除外集計
MicrosoftやGoogleによる標的型攻撃メールに対するセキュリティ強化により、メールチェックシステムによるアクションイベントが記録されることが多く、メールチェックシステムと訓練対象者のアクションイベントが分かりにくくなってきています。メールチェックシステムのアクションイベントを除外表示することができます。
全ての訓練に対してデフォルト設定で秒数を設定することや、訓練毎に細かく設定することもできます。アクションステータス除外表示設定を行うことで、レポートや訓練結果.csvの反映や管理画面の集計結果の変更、訓練対象者のアクションイベントをグレー表示し、集計から除外しますので、精度の高い分析が可能となります。
アクションイベント除外表示設定は、訓練メール送信後に記録した秒数による除外表示設定とIPアドレスによる除外表示設定が可能です。IPアドレスによる除外表示設定では、KIS MailMonによる除外推奨のIPアドレス一覧から選択することやお客様にてIPアドレスを追加することができます。

その他
ワンタイムパスワード、ログイン通知
ユーザー名とパスワードのログイン以外に、ワンタイムパスワード(2段階認証)によるログインも選択可能になりました。ログイン時に、登録メールアドレス宛にワンタイムパスワードの確認コードを案内します。またログイン時にログイン通知メールの案内も設定できます。

パスワードリマインダー機能
パスワードを忘れた場合に、自動でパスワードを再発行します。登録済みのメールアドレス宛にパスワードの再設定のメールを送ります。
全ての機能を無料でお試しできます。
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